2012年06月15日

奇跡の子猫(3)

お隣さんは土地が一段、低くなっています。
その落差は、人間の大人の背丈ほど。
ですから、こちらからは、お隣さんの庭のようすがかいま見えるのです。

ある日、子猫の鳴き声が聞こえてきたので
窓から外を覗いて「どこにいるのかな〜」と観てみましたら。
庭に置いてあるテーブルの下にいました。
おお、姿、発見!と思ったのもつかの間。

なんと、鳴き声にひきつけられて
デッカイ、カラスが舞い降りてきました。
しかも、二羽も!!
あんな巨大なクチバシでつつかれたら、ひとたまりもありません。
カラス的には、子猫=美味しいお肉、なのでしょうが…。

思わず、自分の庭に出て
シーッ!!あっちいけ!!と叫んだり
手を振り回したりしてしまいました。
傍からみたら、一体何やってんだろう…な怪しい人です。
しつこく、カラスを見張っていたら、殺気を感じたのか、
カラスは去っていきました。
…良かった…(ほっ)

またある日は。
私が外出しているときに、夫が聞いたそうなのですが。
お隣の、例のおばあさんが、同敷地に住んでいる息子さんと
庭で会話していたそうです。
「あの猫、ひっつかまえたら、森に捨ててやる!」

…も、森に…投げ込むつもりですか…(ガーン)

これは…。
本当に、うちの庭に来てくれなきゃ、マズイです!
その晩も、守護天使に「どうか、うちの庭に来るように、ニャンコに伝えてください。サポートしてください」とお願いをしました。

(つづく)


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2012年06月14日

奇跡の子猫(2)

隣家では、追い払われて、厄介者扱いされている子猫。
うちの庭に来てくれれば、保護できるのにな…。

そこで、毎晩、守護天使に頼みました。
「もし、あの子が、私たちの保護を必要としているのなら、
うちの庭に来るよう、サポートしてください」

また、うちにゴハンを食べに来る
外猫・トラやんにも、声をかけて、お願いしておきました。
「今度くるとき、あのチビっこも一緒に、連れてきて!」

それでも、相変わらず、隣の庭から
ときどき聴こえて来る、鳴き声…。

梅雨シーズンに入り、雨でびしょびしょになったり
気温も寒いぐらいにグッと下がったり…
あの小さい身体で、どれぐらい持つのか…
どうか、どうか、命をお守りください…

そんな日々が、続きました。

(つづく)
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2012年06月13日

奇跡の子猫(1)

前回の記事に書いたこねこ、
結局、あの後もずっと鳴き声が聴こえてきていて…。

でも、それは、隣家のお庭から。
隣家は、敷地内に4件ぐらい一族の家が建っている
それはもう広い土地なのです。
そして、たくさん植物が植わっているので、ジャングル状態。
そんなひろーい敷地に居る子猫を、探し出す…というのは至難の業。

本当は「子猫を保護させてください」とお願いしに行こうかとも思ったのですが。
そんなひろーい、ひろい敷地のどこにいるのかも分からない子猫を探すのは
無理だよねぇ…と思い、諦めていました。

ちょうど、その庭に子猫の姿をみかけたときに
隣家のおばあさんがでてきて。
子猫に近寄っていったので、てっきり優しく保護してくれるのか…と
ホッとしたのも、つかの間。

シッ!シッ!!と、追い立てているではありませんか。
ガーン…
あんなちっちゃい子なのに…。

うちの庭にいれば、保護できるのに!!!
そんな思いで、歯噛みしておりました。

(つづく)
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2012年06月07日

こねこ

2日前から、どこからか子猫の鳴き声がしていて…。

昨日、裏の家の駐車場にいるのを発見!
けれど、近づいていくと車の下に逃げ込んでしまう。
とっても警戒心が強い。

まだ、ちっちゃい。
2ヶ月弱ぐらいじゃないかな…。

今日も、朝はチラリと姿をみかけたのだけれど
それから鳴き声も聞かなくなった。

お母さん猫が探しにきてくれて、遭えたんだったらいいな…。


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2012年05月30日

かわいかったよ

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おちびさんだった頃の、ぴよ太郎くん。
こんなにチビッコで、フワフワで、かわいかったな〜。

いたずら盛りでした。

今は、あちらの世界で、またヤンチャに過ごしていることでしょう。
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2012年05月28日

あっという間に…

庭の、ぴよ太郎くんの亡骸を埋めた場所…
もう、表面に草が生えてきています。
あっという間です。
植物の生命力もすごい

諸行無常…

それにしても
「なきがら」という言葉…本当にそうだなー、と思う。
肉体から、ぴよ太郎くんの命(魂)がフッと抜けた瞬間、
目の前に、さっきまでと同じ「カラダ」はあるのに
もうそこに「ぴよ太郎」は、いなかったもの…。
まさに「ぬけがら」になったもの。

命って…
魂って…
ボディに宿っている
けれど、ボディだけではない
ボディって、現世で生きるための、容れ物なのよね…。


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2012年05月25日

なぐさめ担当

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ぴよ太郎が往ってしまってから、
ここのところ、毎日、毎日
しかも、1日のうちに、何回も来てくれる、
外猫・トラやん。

私たちの様子を見に来てくれているのかな〜。


IMG_0934.JPG

昨日なんて、庭で昼寝までしてましたから。
(寝ているだけです。死んでませんよー)

トラやん、お気遣い、どうもありがとう!
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2012年05月24日

今朝の夢

たくさん、いろいろな夢を観た中から…
印象に残っているもの。

☆ ☆ ☆

でかけなくちゃいけないのに、
うちの猫がいない!
いったい、どこに行っちゃったんだ〜??

家の外に出て、近所を探していると
とあるお宅のベランダに、猫、発見。
男の人と一緒に、その人の家に入っていこうとしている。

「すーいませーーん! その猫、うちのなんですーーー!!」と
両手を降って、叫ぶ。

赤毛に白いよだれかけの
フワフワ長毛の、猫でした。

☆ ☆ ☆

むむ…??
ぴよ太郎くんの跡継ぎさん???


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2012年05月23日

また会う日まで…

昨日の初七日の夜のことです。

さぁ、寝よう…と思って床についたら
どこからか、ふわーりと、お線香の香りが漂ってくるのです。

夜にはお線香あげていないし…
昨日はとても寒い夜だったので、窓も締め切っていて、
近所のお宅から流れ込んでいるわけでもありません。

あぁ、これはぴよ太郎くんからの合図だ…
いよいよ、旅立ちの時がきたんだねぇ。
あちらの世界へと、いってしまうんだねぇ…。

いってらっしゃい。
あちらの世界で、ゆっくり休んで、
今回の人生をふりかえって
いろいろ学んで、
そして、次の人生での課題を設定して
また、こちらの世界に戻ってきてください。

でも、魂は自由だから
ときどきは、呼んだら、私にのところにも会いにきてね。

心の中で、そんな風に目には見えないぴよ太郎くんの存在と会話をしていたら
フサフサの毛が生えた、ふわふわの猫の手で
優しくふわりと、顔を撫でられた…

ばいばい、またね!
ぴよ太郎くんは、笑顔で旅立っていきました…



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2012年05月22日

初七日

本日、ぴよ太郎くんの初七日を迎えました。

なんだか、やたらと家の中でぴよ太郎の影を見かけるのですが…。
もしかして、地上での最期のお別れに来ていてくれたのかな?

もんぺ丸さんも、なんだかソワソワと落ち着かなくて。
何もないのに、「わぅ〜、わぅ〜」と大きな声で鳴いているので

「もんちゃん、ぴーちゃんは、もう居ないんだよ〜」と声をかけると
私の顔をじぃっとみて
「にゃぁおぅ〜」と怒っています。

「往っちゃったものは、しょうがないじゃん…私のせいじゃないんだよぉ〜」と言っても、ずっとプリプリしていました。
そして、いつもぴよ太郎が座っていたサッシの傍の場所で
ずーっとお外を眺めていました。

決して目に見えるような「仲良しさん」ではなかったけれど、
なにかにつけ、ぴよ太郎を気にしては、しょっちゅうお尻を追いかけ回していましたからね…。

もんぺ丸さんにとっても、なんだか張り合いのない日々なのかもしれません。




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ココロほぐしと気付き

今日はヨガ教室に行ってきました。

悲しみって、人の身体をガチガチに固めてしまうんだ、ということが
今回自分の体験を通して、ものすごくよく理解できた。

ヨガで、ゆっくり、じっくり、
ガッチガチに固まった身体をほぐしていたら…
心も少し、ほぐれてきたのかな…

最後のシャバアーサナのときに
こんなことが浮かんできた

☆ ☆ ☆

ぴよ太郎は、やはり本人にとって、とてもベストなタイミングで往けたんだ。
だって、最後の日に抜いた胸の水は、真っ黒で…
液がなかなか抜けないぐらい、糊っぽい塊もあって…

前の病院の先生には
「肥大型心筋症は、そのうち血栓ができて、それが上半身に回ると即死、
下半身に回ると、足の血管が詰まってしまうので、本人はのたうちまわるぐらい
痛みが出て、泣き叫んだりするので、安楽死させることが多い」と
告げられていたんだよね。

あのまま、もしその日無事に胸水が抜けて
家に帰っていたとしても、あんなに血糊が出来ていた血だったならば
それこそ、数日のうちに、血栓が流れ出ていたのではないかな…。
頭に回って、即死…というのも、嫌だし。
脚が気がおかしくなるほど痛んで苦しむのも、嫌だ。
かといって、安楽死はさせるつもりはなかったし。

そういう「更に困った事態」になる前に
きっと「今だ!」って、自分で選んだんだなぁ…。
ぴよ太郎くん、最期まで賢い子だったねぇ…
さすがだねぇ…


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最初は、こんなちびっこでした。
いたずらしちゃうぞー、という表情がカワイイ^^
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メモリアルブレス

いつも、そばにぴよ太郎を感じていたくて…

そうだ、ブレスレットを作ろう!!と思い立ち。

ぴよ太郎のイメージでブレスレットを作りました。
夫とお揃いです。

ダダダッと、速攻インスピレーションで、イメージで作ったけれど、
なんだか、ちゃ〜んと、ぴよ太郎のエネルギーも入っている気がします^^

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手首に目をやるたびに
「そこにいる」感じがして、落ち着きます。
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2012年05月21日

感情の波と日常

もう、そろそろ大丈夫だ…

そう思っていても。
ふとした拍子に、ぴよ太郎のことが浮かんできて
胸がギューっと痛くなって
涙がポロポロ、こぼれます。
それはまるで、条件反射みたいに

最初は、その悲しみの渦のど真ん中にいて
巻き込まれていて
どうにもなりませ〜ん、もうお手上げー!だったのが

少しずつ
少しずつ
感情の波がやってくる間隔が、あいてきて…

日常と悲しみが溶け合って

いつしか、
ぴよ太郎のいない毎日にも慣れてゆくのだろう

でも、それは
決して、大切なあなたの事をがどうでもよくなったり
忘れてしまったりする、ということではなく

逆に

たとえ、目で見ることのできる、触れることのできる
「身体」というものがなくても
絆が
その存在が
自分自身と一体となっている、ということなのだろう

だって
あなたがたくさん与えてくれた愛や
楽しい思い出だけは、
誰にも消せやしないのだから

確かに、あなたは、そこに居たのだから

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2012年05月20日

心のよりどころ

翌日。
いつも、ぴよ太郎くんが寝ていた場所に
ふっと、ぴよ太郎がいるように見えて、ドキッとする。
それは、ふわっとかき消すように、見えなくなるけれど。

きっと、存在は、来てくれているのだねぇ…。

今日も、朝から泣いたり、泣き止んだり…
感情の波が、ふとした表紙に、ドドーンと押し寄せてくるのは相変わらず。

昨日、遺体を埋葬してしまったので
家の中に、ぴよ太郎くんの場所がポッカリ空いてしまい、
すごーく、ものすごーく、寂しくて、変な感じ。

そこで、思いつきました。

ぴよ太郎くんの、祭壇を、作ろう!

まずは、ぴよ太郎くんのベストショットを探すのだ〜。
昔と違って、今は写真は全部デジタルカメラで撮っているので、
紙焼きがない。
パソコンのストレージから、写真を探し出す作業をしていたら
とても集中しました。

そしてね。
たくさんのぴよ太郎くんの写真を次々に見ていたら。
次第に心が満たされてきたのです。

ああ、こんなこともあったなぁ…
このときの、この表情ったら!

在りし日の姿を見て、余計に泣けちゃう…かと構えていたら、
逆に、ああ、こんなにも沢山の思い出があったよね…と
まるで、ぴよ太郎くんと一緒に、もう一度おさらいをしているようで…
身体は傍にいないけれど、存在は一緒にいる!感覚になりました。

めったに使わないカラープリンターで
何度か失敗しながら、最終的には、上手にプリントアウトもできて。
その写真を額に入れ、居間に祭壇をこしらえました。
なんだか、とっても気持ちが落ち着き、安心しました。
これで探し続けていた、ぴよ太郎くんの居場所が、できあがったからかもしれません。

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こんな、おすまし写真を撮ってあったのね。
とってもカッコイイよ、ぴよ太郎。


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完璧なスケジュール

ぴよ太郎くんのお見送りをした後…。

その日は、夜に、コンサートのチケットを取ってありました。
最初は。
二人とも「そんな気分じゃないし、行かない…」と思っていたのですが。

次第に、これはぴよ太郎くんが前もって用意しておいてくれたものなのではないか?というメッセージが心の中に浮かんでくるようになりました。

ボクが居なくなった後、
きっと、二人はどんより落ち込んじゃうだろうから。
音楽に身を浸して、気分転換しておいでよ! ね?!

ぴよ太郎くんの、気遣い。
だからこそ、逝ったのは「昨日」だったのだろう。

なので、気持ちをグっとあげて、出かけることに決めました。
せっかく都内まで出かけるのだから、美味しいものも食べることにしました。

久しぶりに、本格釜焼きピザを食べて。
東京国際フォーラムの、でっかいAホールでのコンサート。
最初は、ちょっとその盛り上がりに入って行けない感じがあったけれど
音に身を浸しているうちに、頭がカラッポになってきました。
音楽のパワーが、しみこんできたのです。
盛り上がるノリのいい曲では、周りのお客さんもみんな総立ちで
踊りまくって、会場全体での一体感が生まれてきました。
アホみたいに、踊りました。

しんみりした、バラード曲になると
また、ぴよ太郎くんのことが浮かんできて、
涙がボロボロ…。
でも、なきながらその歌を聴いていたら…
歌声に乗せて、こんなメッセージが聞こえてきたのです

ボクは、今、小さなカラダから解き放たれたけれど
地上のあちこちに みつけることができるんだよ
吹く風の中に
咲く花の中に
ゆれる樹々の中に
ボクはいるんだよ
きみに、みつけられるかな
みつけてごらん
楽しんで!

そう、コンサートの音楽の中にも、ぴよ太郎くんはいたんです…


コンサートから帰ってくると、
玄関に大きなお花が届いていました。

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お世話になった、動物病院さんから…。
明るい黄色のヒマワリが、
いたずらっこで、楽しいことが大好きだった
ぴよ太郎くんにぴったりの、素敵なアレンジメント。
ぴよ太郎、素敵なお花をいただいたよ〜!

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2012年05月19日

お別れの朝

朝、目が覚めると…
枕元にちょこんとお座りしていて…なんだ、やっぱり生きてたんじゃん!
よかったー!!

…なんて奇跡は起きておらず…。

あいかわらず、バラの花の中でゆったり眠っている、ぴよ太郎くん。

食欲はなかったけれど、無理やり朝食を軽く食べて。
そして、ぴよ太郎くんをどこに埋めるか…二人で相談。
そう、うちには幸いなことに、庭があるのです。
うちの庭の土に還してあげるのです。
土に戻って、今までの魂の容れものは大地と一体となり、
魂はもとの光に戻ってゆきます。
それが、地球に生まれたも生き物の、命のサイクル。

相談した結果、居間の窓から眺められる
梅の樹の下にしよう、ということになりました。
その場所に、ちょっと前に植物の苗を植えてしまったところだったので、
一足先に、その植物の苗をいったんどけるために、掘りにゆきました。

いったん掘り出したら、止まらなくなって…
深く、深く、深く、深く…掘って、掘って、堀まくりました。
涙を流しながら、掘りました。

穴の準備ができたので
部屋に戻り、ぴよ太郎の身体との最後の時間を、しばし過ごしました。
固く、冷たくなった身体を
抱っこして、たくさん、たくさん、なでなでして…。
ありがとう、大好きだよ、ありがとう…と何度も伝えました。

そうしているうちに。
昨日、ぴよ太郎くんが逝った時間、9時23分が近づいてきました。
もう丸1日経つのかぁ…。
早いなぁ…。

また、庭に咲いているバラの花をありったけ摘んで
穴の底に敷き詰め、ぴよ太郎くんの亡骸をその上に乗せて。
身体の周囲にも、あるだけのバラの花を並べて。
いつも食べていた、カリカリと、マグロのお刺身をお顔の傍に。

今まで、どうもありがとう
大好きだったよ
とっても大好きだったよ
これからもずっと大好きだよ
やっと楽になれてよかったね
あちらでは、元気で駆け回って遊んでね
美味しいもの、いっぱい食べてね


そして、二人で、身体に土をかけてゆきました。
最後まで、顔に土をかぶせるのが、なかなかできずにいたけれど…
思いきって、土をかけて
泣きながら、土をかけて
身体よ大地に還れ!!と土をかけ…
そして、ぴよ太郎くんの身体と、お別れしました…

家の中に戻って…。
ついさっきまで、身体を安置していた場所が
ぽっかりと空いているのを見ては、また涙…。
ぼーんやりと、時間が過ぎていきました…。

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見送るように、咲いていた、睡蓮の花…




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2012年05月18日

その夜

主人が会社から帰ってきて。
二人で、泣いたり、泣き止んだり。
また、泣いたり。
ぼんやりと、ぴよ太郎の身体を眺めては…
ググーッと悲しみがこみ上げてきて、また泣いて…。

そんな時間をすごしていました。

私は朝から何も食べていなくて。
食欲もなかったけれど。
ぴよ太郎と一緒に食べられる、最後の晩餐だから。

お茶碗に軽く1杯、ごはんにお茶をかけて、梅干とともにいただきました。
食べ物を食べるって…生きるってことだね。
ぴよ太郎くんは、亡くなる前、大好きなお刺身も口にできなくなっていたものね。
身体にエネルギーを入れるのを止め、身体のスイッチを切って旅立つための準備をしていたのでしょう。
食べられるって、すごいことなんだね。

主人が「今夜は、ぴよ太郎と一緒に寝る」と言い、
私もそうするつもりだったので
寝室から布団を運んできて、居間に敷き、
ぴよ太郎くんと同じ部屋で寝ました。

もっと、泣いて眠れないのかな…と思っていたけれど
意外と眠れてしまった…。
それでも、夜中に何度も目が覚めて。

夢の中で、ぴよ太郎に会えるかな?と期待したけれど
見た夢は「世界の人たちが陸地ではなく、船の上ですごすようになった地球上で、
毛染めをしていたら、大津波が襲ってきて、人類滅亡しそう」という夢や
「野菜が安い市場に連れて行ってもらって、ものすごく大きなブロッコリーやキャベツが、ひとつ2円とかで売っていて、大いに盛り上がる」といった
ぜーんぜん関係ない夢しか見なかったのでした。
ガックリ…。

それにしても。
2日前に観ていた夢「病気の猫を、生きている間に私が自ら手にかけ、鍋にして食べることにより、私の中に命をとりこみ、つないでゆく」というのが
ある意味、しっかり予知夢だったんだなぁ…。
潜在意識が教えてくれていたのです。








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つらいなぁ…

ぴよ太郎くんが亡くなった日。

居間にからだを安置して、
庭に咲いているバラの花をありったけ摘んで
ぴよ太郎くんのからだの周りをバラで包みました。
死んだ直後は、目を見開いていたんだけれど、そっとまぶたを閉じさせて。
それでも完璧には閉じなくて、それがまるでウトウト眠りながら
「ん〜?」と薄目をあけて、こっちを見ているようにみえて。
連れてかえってきて、すぐは、体温もまだ温かくて。
本当は、死んでないでしょ?
本当は、寝てるだけでしょ?
また、うーん、と伸びをして、起き上がってくるんじゃないか…
そんな感じで。
でも、少しずつ、冷たくなってくるんだ…

人間って、こんなに涙が出るんだなぁ…と自分でもしみじみするぐらい
涙が出て、出て。
泣きすぎて、顔面が痛くなりました。
泣いて顔が痛くなるって、生まれて初めて。
よく、顎関節症ってストレスでなる、っていいますが。
こういう感じなのかなぁって思った。
頭痛もして。
吐きそうになりました。

ベッドの上で「ウアーーーー」と叫びながら
転げまわったり、足をバタバタさせたりして、暴れました。

眠っているぴよ太郎くんの横に寝転がって
手をつないで、一緒に寝たり

また起きて、泣いたり…

悲しみの波がやってくるたびに、
ザザーン
ドブーン
涙が、涙が…
いくら泣いても、泣きたりない
「もういいよー」って思っても、涙が止まらない

髪の毛をかきむしったり
号泣したり
苦しい時間…
主人が帰ってくるまで、ものすごく長かった…

頭では
「ようやく苦しい身体を脱いで、楽になれたね。自由な状態に戻れて良かったね」
と、ちゃんと分かっているんだけれど。

心が、血を流しています。
血が固まって、かさぶたになって、傷が癒えるのには
時間だけが必要で。
その間は、しっかり悲しみを味わいながら
傷がふさがってゆくのを、待っているしかないのだなぁ…。


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2012年05月16日

祝・卒業

心臓疾患でがんばっていた、ぴよ太郎くんが、今朝、虹の橋に旅立ちました。
9時23分。

ここ数日、ゴハンもあまり食べられず、
じぃーっとしていることが増えてきていて。
昨日は動物病院がお休みだったので、今朝の朝一で連れて行きました。

病院の前に、朝の薬を飲ませるときに
失禁したので「なんだかいつもと様子が違う」と胸騒ぎがしていました。

先生がいつものようにエコーで胸の様子をみたあと
まずは胸の水を抜きましょう…と針をさし、
注射器で吸い出そうとしましたが、いつものようにスムーズに出てこず、
色も黒に近い赤。

いつも同じ処置を見ていて、見慣れているはずなのに、
なぜか今日は、突然涙がこぼれて止まらなくなりました。
なんだか変だ…。

そうしたら、いつもは処置中はおとなしく寝ているぴよ太郎くんが、
ムクッと上半身を起こして、針を刺している部分を見ようとするので
「見なくていいよ〜」と声をかけると、
急に悲しげな声で「にゃぁ〜」と鳴き始めました。

いつも、声ひとつ出さず、おとなしくしているのに。
やっぱり、いつもと違う。

何度か「にゃぁ〜」と鳴いたあと、
口をパカッと大きく開けて、ハアハアと荒い呼吸を始めたので
先生に「口開いてます、これって大丈夫ですか?」と伝えると
「酸素吸わせます」と酸素の管を口に当ててくれました。

そして「ちょっと、ショック状態を抑えるための注射を一本打ちますね」とおっしゃって、その注射と薬を取りに、席をはずしました。

そのときです。
ぴよ太郎くんは、2、3回息を吸い込もうとして
うまく吸い込めず…
「カッ!カッ!」と喉で音を立てた後、
目を見開いたまま、ぐったりしました。

そのとき先生が戻ってきたので
「先生、この子、心臓、動いてますか?」と伝えて
聴診器で確認してもらうと、心肺停止していました。

先生は、慌てて処置室に運び、
電気ショックと酸素吸入をしながら、数分間心臓マッサージをしてくださいましたが
心臓が再び動き出すことはなく…。
もしかしたら?という期待もなくはなかったのですが、
私の中では、あの目を見開いた瞬間に、魂が抜けていくのが分かったので…
先生に「もう、いいです」とお伝えして、心臓マッサージもストップしていただきました。

昨年の12月に、心臓がおかしい…そのせいで胸に水が溜まる…という状態になってから、1月には「この冬を越せるかどうか…」と言われていたのに
よくがんばって、ここまで生きたね。
毎週毎週、胸にぶっとい針を刺して、胸の水を抜いたり、
朝晩大嫌いな薬を飲まされるのに、おさえこまれたりして…。
よく耐えてたよね。

昨日は雨で寒い日だったのに
旅立つのに、青空でお天気のいい、さわやかな風の吹く日を選んだんだね。

ちゃんと、逝く時は
先生がいない瞬間を狙って、
私と二人きりになった一瞬を見逃さなかったんだね。

捨て猫なので、推定月齢で「5月生まれでしょう」ということで、
じゃあ覚えやすいように、5月5日をお誕生日にしよう!と決めたけれど、
もしかして、5月16日生まれだったのかしら。
生まれてくるときに、4年の契約…っていうことで、この世にやってきたのかな。
5月にこの世に生まれて、5月に光の世界へと還っていった、ぴよ太郎くん。

ようやく、苦しい身体を脱ぎ捨てて
卒業することができました。
本当によくがんばったね。
えらかったね。
これからは、もう苦しくないね。
よかったね。
おめでとう。
ありがとう。

2012年5月16日(水) 9:23 卒業






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2012年05月10日

その後の経過

ぴよ太郎くん、頑張ってますよ〜。

だいたい週1ペースで胸水抜去に通っていて
毎月5万円ぐらいかかってますが…。
お金でなんとかなるなら、かーちゃん頑張るさ。
なんとか楽に過ごしてくれるよう
手を尽くしますわ…。

そうそう。
先日は、そろそろ半年経つから…ということで
血液検査もしたのだ。
先生が思っていたよりも、成分的には良好だったそうで
内臓の機能も頑張って働いてくれているみたいです。
ほんとに、頑張り屋さんだね、ぴよ太郎くん。

自分が「辛そうな姿」を見たくないからという理由での、安楽死なんて…ありえない。
与えられた命に生きるパワーがあるなら、最期まで見守るし、力も貸すよ。

ニックネーム はぐみ at 11:42| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする