2012年05月18日

その夜

主人が会社から帰ってきて。
二人で、泣いたり、泣き止んだり。
また、泣いたり。
ぼんやりと、ぴよ太郎の身体を眺めては…
ググーッと悲しみがこみ上げてきて、また泣いて…。

そんな時間をすごしていました。

私は朝から何も食べていなくて。
食欲もなかったけれど。
ぴよ太郎と一緒に食べられる、最後の晩餐だから。

お茶碗に軽く1杯、ごはんにお茶をかけて、梅干とともにいただきました。
食べ物を食べるって…生きるってことだね。
ぴよ太郎くんは、亡くなる前、大好きなお刺身も口にできなくなっていたものね。
身体にエネルギーを入れるのを止め、身体のスイッチを切って旅立つための準備をしていたのでしょう。
食べられるって、すごいことなんだね。

主人が「今夜は、ぴよ太郎と一緒に寝る」と言い、
私もそうするつもりだったので
寝室から布団を運んできて、居間に敷き、
ぴよ太郎くんと同じ部屋で寝ました。

もっと、泣いて眠れないのかな…と思っていたけれど
意外と眠れてしまった…。
それでも、夜中に何度も目が覚めて。

夢の中で、ぴよ太郎に会えるかな?と期待したけれど
見た夢は「世界の人たちが陸地ではなく、船の上ですごすようになった地球上で、
毛染めをしていたら、大津波が襲ってきて、人類滅亡しそう」という夢や
「野菜が安い市場に連れて行ってもらって、ものすごく大きなブロッコリーやキャベツが、ひとつ2円とかで売っていて、大いに盛り上がる」といった
ぜーんぜん関係ない夢しか見なかったのでした。
ガックリ…。

それにしても。
2日前に観ていた夢「病気の猫を、生きている間に私が自ら手にかけ、鍋にして食べることにより、私の中に命をとりこみ、つないでゆく」というのが
ある意味、しっかり予知夢だったんだなぁ…。
潜在意識が教えてくれていたのです。








ニックネーム はぐみ at 12:38| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

つらいなぁ…

ぴよ太郎くんが亡くなった日。

居間にからだを安置して、
庭に咲いているバラの花をありったけ摘んで
ぴよ太郎くんのからだの周りをバラで包みました。
死んだ直後は、目を見開いていたんだけれど、そっとまぶたを閉じさせて。
それでも完璧には閉じなくて、それがまるでウトウト眠りながら
「ん〜?」と薄目をあけて、こっちを見ているようにみえて。
連れてかえってきて、すぐは、体温もまだ温かくて。
本当は、死んでないでしょ?
本当は、寝てるだけでしょ?
また、うーん、と伸びをして、起き上がってくるんじゃないか…
そんな感じで。
でも、少しずつ、冷たくなってくるんだ…

人間って、こんなに涙が出るんだなぁ…と自分でもしみじみするぐらい
涙が出て、出て。
泣きすぎて、顔面が痛くなりました。
泣いて顔が痛くなるって、生まれて初めて。
よく、顎関節症ってストレスでなる、っていいますが。
こういう感じなのかなぁって思った。
頭痛もして。
吐きそうになりました。

ベッドの上で「ウアーーーー」と叫びながら
転げまわったり、足をバタバタさせたりして、暴れました。

眠っているぴよ太郎くんの横に寝転がって
手をつないで、一緒に寝たり

また起きて、泣いたり…

悲しみの波がやってくるたびに、
ザザーン
ドブーン
涙が、涙が…
いくら泣いても、泣きたりない
「もういいよー」って思っても、涙が止まらない

髪の毛をかきむしったり
号泣したり
苦しい時間…
主人が帰ってくるまで、ものすごく長かった…

頭では
「ようやく苦しい身体を脱いで、楽になれたね。自由な状態に戻れて良かったね」
と、ちゃんと分かっているんだけれど。

心が、血を流しています。
血が固まって、かさぶたになって、傷が癒えるのには
時間だけが必要で。
その間は、しっかり悲しみを味わいながら
傷がふさがってゆくのを、待っているしかないのだなぁ…。


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ニックネーム はぐみ at 09:34| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする