2012年05月16日

祝・卒業

心臓疾患でがんばっていた、ぴよ太郎くんが、今朝、虹の橋に旅立ちました。
9時23分。

ここ数日、ゴハンもあまり食べられず、
じぃーっとしていることが増えてきていて。
昨日は動物病院がお休みだったので、今朝の朝一で連れて行きました。

病院の前に、朝の薬を飲ませるときに
失禁したので「なんだかいつもと様子が違う」と胸騒ぎがしていました。

先生がいつものようにエコーで胸の様子をみたあと
まずは胸の水を抜きましょう…と針をさし、
注射器で吸い出そうとしましたが、いつものようにスムーズに出てこず、
色も黒に近い赤。

いつも同じ処置を見ていて、見慣れているはずなのに、
なぜか今日は、突然涙がこぼれて止まらなくなりました。
なんだか変だ…。

そうしたら、いつもは処置中はおとなしく寝ているぴよ太郎くんが、
ムクッと上半身を起こして、針を刺している部分を見ようとするので
「見なくていいよ〜」と声をかけると、
急に悲しげな声で「にゃぁ〜」と鳴き始めました。

いつも、声ひとつ出さず、おとなしくしているのに。
やっぱり、いつもと違う。

何度か「にゃぁ〜」と鳴いたあと、
口をパカッと大きく開けて、ハアハアと荒い呼吸を始めたので
先生に「口開いてます、これって大丈夫ですか?」と伝えると
「酸素吸わせます」と酸素の管を口に当ててくれました。

そして「ちょっと、ショック状態を抑えるための注射を一本打ちますね」とおっしゃって、その注射と薬を取りに、席をはずしました。

そのときです。
ぴよ太郎くんは、2、3回息を吸い込もうとして
うまく吸い込めず…
「カッ!カッ!」と喉で音を立てた後、
目を見開いたまま、ぐったりしました。

そのとき先生が戻ってきたので
「先生、この子、心臓、動いてますか?」と伝えて
聴診器で確認してもらうと、心肺停止していました。

先生は、慌てて処置室に運び、
電気ショックと酸素吸入をしながら、数分間心臓マッサージをしてくださいましたが
心臓が再び動き出すことはなく…。
もしかしたら?という期待もなくはなかったのですが、
私の中では、あの目を見開いた瞬間に、魂が抜けていくのが分かったので…
先生に「もう、いいです」とお伝えして、心臓マッサージもストップしていただきました。

昨年の12月に、心臓がおかしい…そのせいで胸に水が溜まる…という状態になってから、1月には「この冬を越せるかどうか…」と言われていたのに
よくがんばって、ここまで生きたね。
毎週毎週、胸にぶっとい針を刺して、胸の水を抜いたり、
朝晩大嫌いな薬を飲まされるのに、おさえこまれたりして…。
よく耐えてたよね。

昨日は雨で寒い日だったのに
旅立つのに、青空でお天気のいい、さわやかな風の吹く日を選んだんだね。

ちゃんと、逝く時は
先生がいない瞬間を狙って、
私と二人きりになった一瞬を見逃さなかったんだね。

捨て猫なので、推定月齢で「5月生まれでしょう」ということで、
じゃあ覚えやすいように、5月5日をお誕生日にしよう!と決めたけれど、
もしかして、5月16日生まれだったのかしら。
生まれてくるときに、4年の契約…っていうことで、この世にやってきたのかな。
5月にこの世に生まれて、5月に光の世界へと還っていった、ぴよ太郎くん。

ようやく、苦しい身体を脱ぎ捨てて
卒業することができました。
本当によくがんばったね。
えらかったね。
これからは、もう苦しくないね。
よかったね。
おめでとう。
ありがとう。

2012年5月16日(水) 9:23 卒業






ニックネーム はぐみ at 12:19| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする